【2018年版】IDaaSサービス Gluegent Gateの最新情報
2018年も6ヶ月が過ぎ、後半に入りました。Gluegent Gate は、クラウドサービスとして、日々機能の追加や更新をしています。2018年の折り返し地点で、現時点のGluegent Gateについて、ご紹介したします。新しく使い始めたお客様や、長く使っているお客様、これからSSOやアクセス制御、ID管理の仕組みを検討されるお客様にも参考になると思います。
Gluegent Gateが提供する機能
まず、Gluegent Gateが提供する機能を簡単にみてみましょう。多くの機能を提供するGluegent Gateですが、俯瞰してみると以下の3つの機能を提供するサービスと言えます。
- シングルサインオン
- アクセス制御
- ID管理
それぞれ、簡単に見てみましょう。
シングルサインオン
Gluegent Gateは、シングルサインオン(SSO)機能を提供します。このBlogでも、「シングルサインオン(SSO)とは?使うと何がうれしいの?」で、SSOの利便性について、ご紹介しました。複数の高度なクラウドサービスが当たり前に使われる現在の状況では、SSOは必須の機能と言えます。
アクセス制御
クラウドサービスは、いつでも、どこでも利用できるという利便性がある反面、適切な認証と認可が出来ていない場合には、重要な情報が不適切な利用者に閲覧可能な状態となったり、最悪なケースでは、情報の流出も起こり得ます。Gluegent Gateでは、様々な形式で適切なユーザにのみ適切なサービスが利用できるように制御することが出来ます。その仕組みについては、「Gluegent Gateはなぜ細かいアクセス制御が実現できるのか?」でご紹介しています。ぜひご一読ください。
ID管理
ID管理、アカウント管理は、一定数以上のユーザに対して、サービスを提供する情報システム管理者にとって、常に頭を悩ませるポイントです。組織には人の出入りが付き物ですし、人事異動も定期的におこるイベントです。「当然ですが、クラウド時代にもIDライフサイクル管理は必要です」でも、言及している通り、この要件は、組織を運用していく以上、必須のものとなります。
Gluegent Gateのライセンス
Gluegent Gateは、基本的なサービスを提供する「基本パック」と必要に応じて付加できる「オプション」で構成されています。2018年7月時点で、基本パックでは以下の機能が利用可能です。
- シングルサインオン
- アクセス制御
- アカウント管理
- 組織・グループ・プロファイル管理
また、オプションは、「認証方式を追加する」オプションと「SPを追加する」オプションの二種類あります。まず、前者のオプションは以下の通りです。
- アクセスキー認証・確認オプション
- アプリケーション認証オプション
- ケータイ対応アプリ オプション
- ワンタイムパスワード認証オプション
- 外部代理認証オプション
- 代理認証オプション
- 証明書認証-証明書確認オプション
- 汎用SAML for IdPオプション
- 汎用SAML for SPオプション
それぞれのオプションの詳細については、この記事には余るので、ご説明しませんが、様々なニーズの認証に対応可能です。また、後者の「SPを追加する」オプションは以下の通りです。
- Box連携 オプション
- cybozu.com連携 オプション
- Dropbox連携 オプション
- Evernote連携 オプション
- LINE WORKS連携 オプション
- Mail Luck連携 オプション
- Office 365連携 オプション
- PrimeDrive連携 オプション
- Salesforce連携 オプション
これらのオプションは、SSOだけでなく、プロビジョニングも可能です。基本パックで利用するSPに加えて、追加したオプションのSPを一括管理できるようになります。 さらに、Gluegent Gateは、以下のような形で提供しています。
- Gluegent Gate Business
- Gluegent Gate Enterprise
- Gluegent Gate Unlimited
Businessは、基本パックを1ユーザ100円で提供し、必要に応じて、オプションを1ユーザ100円で追加することが出来ます。 Enterpriseは、基本パックとSPを追加するオプションを3つまで利用でき、さらに認証オプションは無制限に利用できます。1ユーザ500円で提供しています。 Unlimitedは、1ユーザ1000円ですが、すべてのオプションが無制限に利用可能です。
Gluegent Gateは、多くのパターンに柔軟に対応できるように、ライセンス体系が少し複雑ですが、お客様に最適なライセンスをご提案させていただきますので、ご相談ください。(このライセンス体系は、2018年7月のものです)