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タイパ(タイムパフォーマンス)について思うこと

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タイパ(タイムパフォーマンス)について思うこと

みなさんは「タイパ」という言葉をご存知でしょうか。

2022年の新語大賞に選ばれた言葉で、「タイムパフォーマンス」の略語です。 「タイパ」はときどきSNSでも話題になりますが、認知度は以外に低く、「タイパ」を知らないと回答した割合は40代男性で80%であり、20代男性の1.7倍だそうです。
出典:STRATE

今回は、タイパについて書いてみます。

タイムパフォーマンスとは

タイムパフォーマンスは、かけた時間に対する成果を示す言葉です。「タイパが良い、高い」とは、費やした時間に対して得られる効果や満足感が大きいということです。 コストパフォーマンス(コスパ)はかけた費用に対する成果ですが、その時間版です。 言葉の認知度は今一つのようですが、ビジネスにおいてもプライベートにおいても浸透しつつある考え方です。

タイパを求める理由

「タイパ」は、動画の倍速視聴などで批判的に使われる場面をよく見かけます。セイコーが行った調査によれば、タイパを重視する目的は、「効率よく情報を得たいから」「無駄な時間を割きたくないから」という考えが6割近くを占めています。確かに、短時間である程度の情報を得たいという目的が大きいようですね。一方で、4割の方が「空いた時間・作った時間でやりたいことがあるから」と回答しているとのこと。そうして生み出された時間は、「リラックスタイム」「自分磨き」「家族や友人と過ごす」などさまざまな目的で使われているようです。
出典:セイコー時間白書2023

なんでもかんでも短く・早くするのではなくて、場合に応じてメリハリのある時間の使い方をしている、有意義な方法と言えるのではないでしょうか。私自身も、動画を倍速で「ながら見」することもありますが、気に入った映画やアニメは倍速にせずに繰り返し観ることもあります。また、基本的に面倒くさがりなので家事はできるだけ時短・効率化を目指しますが、洗濯物を干すのは好きなので、乾燥機は使いません。

このように、便利なものが増えて、時間の使い方の選択肢が増えるのはとても良い時代だなあと思っています。

ビジネスにおけるタイパ

時間の使い方は人によってさまざまですが、ビジネスの場面においては、働き方改革の推進や残業の規制強化などで、一人あたりが提供できる労働時間は昔と比べて減っています。また、労働人口自体も減っており、仕事において1人1人のタイパを高めることはますます重要になっています。

とはいえ、すべての仕事でタイパを上げることは難しいのが現実です。なかには時間をかけないと良い成果が生み出せない仕事もあります。仕事の内容や目的によって、タイパを上げられるもの、そうでないものを見極めることが必要になりますね。

では、タイパを上げるためのツールは何があるでしょうか。以下にご紹介します。

タスク管理・プロジェクト管理ツール

自分やチームのタスクを一元的に管理し、共有することで、優先順位や進捗状況を把握することで、効率的に作業を進めることができます。専用のツールであれば、担当者の変更や見直しも、Excelより容易に・確実に実施できます。

予定管理ツール(カレンダーアプリ)

自分やメンバーの予定や期限を共有・管理することで、計画的に時間を使うことができます。カレンダーが共有されていれば、ミーティングの予定調整も相手に調整をお願いすることなく実施できます。

コミュニケーション(メール・チャット)

コミュニケーションや情報共有をオンラインで行うことで、時間や場所にとらわれずに連絡を取ることができます。電話は1対1ですが、メールやチャットは多対多のコミュニケーションも可能です。設定によってはやりとりを履歴として残すことができ、情報のストック場所としても利用できます。

ワークフローシステム

書類を介して行われる定型的な業務は、ワークフローシステムを活用することで業務の自動化や効率化を図ることができます。あらかじめ書類のテンプレートや業務の流れをフローとして設定しておけば、迷うことなく業務を進めることが可能です。また、データ化されることで、「過去のものを探す時間」も減らすことができます。

まだ導入されていないツールがある方はぜひ導入を検討されてはいかがでしょうか。

タイパで選ぶGluegent Flow

弊社ではクラウド型のワークフローシステムGluegent Flow(グルージェントフロー)をご提供しています。日常の申請・承認業務はもちろん、それらを推進するための作業の自動化や、特定タイミングにおける監査業務や分析データの作成まで、時間をかけることなく行うことが可能です。 そしてGluegent Flowを活用いただければ、新たな時間が生み出されることと思います。その時間をタイパで評価できない仕事や、従業員のワークライフバランスの充実に使っていただければ幸いです。

日々の申請・承認業務で活用いただいているお客様も、ワークフローシステムの導入を検討中のお客様も、お気軽にご相談くださいませ。タイパを上げるお手伝いをさせていただきます。

(橘)