Gluegent Blog

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Slackの「居場所」感?

  • 雑記
Slackの「居場所」感?
こんにちは。サイオステクノロジー Gluegent サービスラインエンジニアの007-3854と申します。

私は新卒入社してから 2 年間、出社することなくフルリモートで働いています。

某流行り病や、遠方に住んでいる関係もあり、同じ空間に居る複数人が各々の仕事を進める感覚を経験しないまま 2 年が経ちました。

同じ会社で働く同僚、先輩後輩、上司が、同じフロアに居ながら進める仕事はどんな感じだったんでしょう。

今回は、そんな私が考える「Slackの認識」についての小話です。

Slack との付き合い

Gluegent サービスラインでは、社内コミュニケーションツールのひとつとして Slack を使用しています。

ちょうど私が Gluegent に配属される 2 年前あたりで徐々に Slack に移行したため、使用歴は 2 年ほどになるはずです。

昨年度、新卒メンバーを迎え入れるとき、質問を受け付ける「welcome」 Slack チャンネルを作成しました。

リモートワークが基本ということもあり、新卒配属直後は「誰にどこで聞けば良いのかわからない、だれにも相談できない...」状態に陥ることがあります。その対策として、「とりあえずなにかあったらこのチャンネルで気軽に聞いてみてください!」と伝えておくことで、その状態になることを少しでも回避できたらいいな、との思いでした。

だんだん組織に慣れて、新卒メンバーが質問内容に合わせた Slack チャンネルで質問を投げられるようになったとき、このチャンネルは次第に使われなくなります。

使わなくなった Slack チャンネルは定期的にアーカイブして整理。Slack 運用にあたって大事なサイクルのひとつです。

Slack との距離感は実空間と一緒?

アーカイブされるとき、「もう一年経ったのかぁ。早いなぁ。。」に加えて、「このチャンネル、無くなっちゃうのかぁ。」と思いました。もったいなさなのか、名残惜しさなのか何なのか。

チャンネルがアーカイブされたとしても、なにかがどうにかなるわけではありません。なにも変わらないはずなのに、文字ベースのやりとりの履歴に対して、少しでも愛着が芽生えているって、面白くないですか?実際に同じ空間で働いていたのであれば、そんなふうに思うことはなかったはずです。口頭で行われたやりとりの履歴は残らないわけですから。

「無くなっちゃうのかぁ。」の気持ちは、「地元の公園、無くなっちゃうのかぁ。あそこよく行ってたなぁ。」と似たような感じでした。よく使っている Slack チャンネルを「自分の居場所」かのように感じていたわけです。私の Slack チャンネルに対する認識は、実際の空間に対するものとさほど変わらないことに気がつきました。

部屋と Slack と私。

Slack チャンネル上に自分は実在しないのに、自分が関わるやり取りがそこにあるというだけで、「自分はこのチャンネルに投稿しても良い」みたいな心理的安全性を感じていた節があるかもしれません。

逆に、自分が投稿したことないチャンネルや、新しく作成されてからやり取りが過疎っているチャンネルでは、投稿することに少し躊躇があります。

自分が後から入った Slack チャンネルで、参加してから最初に投稿するときは、もうすでに出来上がっているコミュニティとか井戸端会議に割り込んで発言しているような気持ちになります。全然そんなことないのに。

そう考えると、自分のつぶやきチャンネルを設ける「times」文化というのは、Slack のワークスペースのなかに自分の部屋がある、みたいな感覚なんでしょうか。いや、自分の部屋というと、完全に情報が閉ざされた、自分へのダイレクトメッセージのほうが近いですかね。皆さんは Slack のなかで、自分の部屋のように安心できる場所はありますか?

さいごに

Slack チャンネルに対して居心地の良し悪しを感じるのだとしたら、「会社に居場所がないんだ...」の派生で、「Slack に居場所がないんだ...」も、あり得る話なんでしょうか。

さいごに、私たちサイオステクノロジー(グルージェント)では、ご一緒に働いていただける仲間を募集しております。ご興味のある方はぜひ、弊社の採用ページも覗いてみてください。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

(007-3854)