社内データを超簡単にクラウドから参照できるようにするマル秘ツール
例えば、商品の在庫情報や売上の情報を社外から確認したい等、社内にあるデータベースの情報をクラウドから参照できればいいのにと感じるシーンは枚挙に暇がありません。実は、このニーズに超簡単に応えられる隠れた人気ツールがあるんです。 本日は、弊社の隠れた人気ツール「CSV-スプレッドシート同期ツール」をご紹介させていただきたいと思います。名前は歴史的経緯から「CSV」で始まっていますが、通常のRDBMSからの連携も可能なツールになっています。
どんなツール?
簡単に言うと、ローカルの CSV や RDBMS 上のデータを Google スプレッドシートと同期する Java のコンソールアプリケーションです。Java が実行できる環境が社内に必要にはなりますが、それさえあればものの数分で設置が可能です。
※ RDBMS は、基本的に JDBC ドライバが用意できれば動作します。必要に応じてご相談ください。
- ローカルにある CSV の情報で指定したスプレッドシートを上書きする。
- ローカルにある CSV の情報を指定したスプレッドシートに追記する。
- ローカルにある CSV の情報を使って、新しいスプレッドシートを作成する。
- ローカルにある RDBMS の情報で指定したスプレッドシートを上書きする。
- ローカルにある RDBMS の情報を指定したスプレッドシートに追記する。
- ローカルにある RDBMS の情報を使って、新しいスプレッドシートを作成する。
- 指定したスプレッドシートのデータを全件ダウンロードして、ローカルの CSV に保存する。
- 指定したスプレッドシートのデータの前回ダウンロード時との差分をローカルの CSV に保存する。
どんなシーンで利用する?
(例1)
弊社が提供するクラウドのワークフローサービス Gluegent Flow は、Google スプレッドシートをマスタとして利用できるような機能があります。このツールを利用することで、社内にある基幹システムの商品リストをスプレッドシートを経由してマスターとして利用することができるようになります。
(例2)
弊社が提供する Gluegent Gate は、アカウントやグループの源泉として Google スプレッドシートを指定することができるようになっています。社内に Active Directory をお持ちのお客様は、Active Directory を源泉とするのがベターですが、人事系のシステムなどの別システムをアカウントやグループの源泉としたい場合などは、このツールを使うと簡単に一元管理が実現できます。特に大規模なお客様には喜んでいただいている機能です。
(例3)
オンプレミスの基幹システムから、商品在庫のスナップショットを Google スプレッドシートに同期することで、社外からも在庫のスナップショットの確認ができるようになります。同期ツールの都合上、リアルタイムな情報にはなりませんが、ある程度の在庫を確認できることで、社内に連絡して確認する手間が大幅に削減できます。
(例4)
社内システムの売上情報をスプレッドシートに同期し、Google サイト等でそのサマリを表示しておくことで、簡易な売上速報ポータルが構築できます。
何が便利?
このツールの良いところは、使い勝手の良い Google スプレッドシートに同期できる点にあります。 Google スプレッドシートに同期することで以下のようなメリットが得られます。
- アクセス権限等の管理を Google ドライブの権限管理に任せられる
- ピボットテーブルやグラフを別途用意する、Google Sites に挿入するなどが容易であり、二次利用の幅が広い
- 当然クラウドにあるので、社外からのアクセスも可能である
様々な利用シーンで活用できるこのツールは、コスト的にも非常に安価で導入できます。しかも同期させるスプレッドシートやRDBMSの数は無制限となっていますので、あらゆるシーンで活用できます。
もし、御社にこのようなニーズがある場合は、是非お問い合わせください。